2008年02月01日

NPO団体訪問

2つのNPOを訪ねてきました。


一つ目は『NPO法人 みのりの会』。那覇市天久にあるアパートのような施設で生活保護を必要としている方を支援しながら、毎週土曜日には那覇市内の公園を回りホームレスのための炊き出しをしている団体です。みのりの会を支えている玉木さんは、もともと日雇い労働者の立場を守るための団体「結ぶ会」を20年前から始めていましたが、日雇い労働者の仕事が減り、ホームレス、労働者の高齢化、精神障害、痴呆の方が増えていく現状を見て、この「みのりの会」の活動を2006年6月に新たに始められたそうです。生活保護が必要な方の申請手続きを行ったり、施設内で一緒に生活を共にしながら、介助を必要としている方の手助けや病院への付き添いをし、毎日3食の食事を準備するなど様々な援助を行っています。また、浦添にある同施設にも毎日食事を届け、必要な手助けを行っています。そのほか、就職の際の相談や自立のための手助けも行っています。
一緒にお手伝いされている方も数名居りますが、ほとんどのことを玉木さん一人でこなしており本当に頭が下がりました。
こちらでは食料のみならずいろいろな物品の支援が必要だと感じました。
ご協力・ご支援・またボランティアをご希望の方
NPO法人 みのりの会 098-868-5280

2つ目は『NPO プロミスキーパーズ』。浦添の58号線沿い、キャンプキンザーの近くにある教会「ベタニヤチャーチ」の牧師である山内さんが代表を務めるホームレスと母子寡婦家庭の支援団体です。西原町にホームレスの宿泊施設を構え、施設での生活者と一緒に空き缶や古紙を集めそれにより賃金を得て、ホームレスの将来的な自立を促す支援を行っています。毎週金・土曜日には那覇市内の公園を回りホームレスへ食事やお菓子・飲みものを提供しています。また、沖縄県母子寡婦福祉連合会とも連携を取り、そこを通して生活が苦しい家庭に食べ物を届ける活動も一緒に行っています。
配る食べ物の中には、米軍基地内から無償でいただいた賞味期限間近の食料も含まれており、食料の寄付がとても役に立っていることがわかりました。
最近、プロミスキーパーズが沖縄のホームレスの実態調査を行った結果、本土出身のホームレスが増えているということがわかり、山内さんは県や市に警鐘を鳴らしています。
こちらでは食べ物・物品の寄付の他、空き缶・古紙の提供も受け付けています。

ご協力・ご支援・またボランティアをご希望の方
NPO団体プロミスキーパーズ 代表者 山内 昌良
TEL・FAX 098-874-0031

NPO団体訪問
米軍基地から頂いた食べ物を見せていただきました。
お菓子や飲み物が多いそうです。


また、伺った日が金曜日でこれから那覇市内の公園へ配るための食材を積んだ車の中も見せていただきました。
NPO団体訪問
画像には写っていませんが、ジャムをサンドしたおいしそうなパンもたくさん積まれていました。
だいたい130名分だそうです。

私たちフードバンク沖縄は、企業や個人から無償で分けていただいた食料を食べ物を必要としているこのような団体などへの橋渡しとしての活動を望んでいます。
フードバンクの活動をどうぞご理解いただき、ご協力をお願いいたします。





食べ物のもったいないを形に:セカンドハーベスト沖縄

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Posted by フードバンク セカンドハーベスト沖縄 at 22:32│Comments(0)フードバンク
 
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